ブックタイトル住信SBIネット銀行株式会社 ディスクロージャー誌2019

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概要

住信SBIネット銀行株式会社 ディスクロージャー誌2019

事業の概況事業の経過等事業の成果当社グループは、2007年9月の営業開始以来、「どこよりも使いやすく、魅力ある商品・サービスを24時間・365日提供するインターネットフルバンキング」を基本的コンセプトとして、その実現に力を注いでおります。銀行業においては、当社の主力商品である住宅ローンにて銀行代理業者による店舗網拡大に努めており、2018年10月にグッドモーゲージ株式会社が梅田ローンプラザ、12月にはSBIマネープラザ株式会社が神戸住宅ローンプラザをオープンさせ、さらに、2019年2月には、旭化成ホームズフィナンシャル株式会社と新しく銀行代理業委託契約を締結するなど、インターネット専業銀行の枠組みを超えたリアル店舗の展開によりお客さまの利便性向上に努めております。法人のお客さまに対しましては、2018年8月に事業性融資サービス「dayta」の商品性を改定し、レコメンド型のトランザクションレンディングへとリニューアルするなど一層の商品・サービスの拡充に向けた取組みを継続しています。また、2018年11月には当社の持分法適用会社であるJALペイメント・ポート株式会社より、チャージ残高をスマホ等で多通貨に両替でき、海外ATMで現地通貨の出金の機能も有するプリペイドカード「JAL GlobalWALLET」がリリースされました。さらに2019年1月の合意に沿って、決済代行事業などを営むネットムーブ株式会社の株式を4月1日付で取得、完全子会社化いたしました。その他にも、「スマート認証」のご利用促進にかかる取組みや、振込に関するメールサービスなど各種セキュリティ機能の強化、また不正な預金口座の利用防止に向けた本人確認手続きの高度化等、お客さまに安心してお取引いただける環境を整備しております。今後も引続き、「住信SBIネット銀行のフィデューシャリー・デューティーに関する取組について」にも掲げている「お客さま中心主義」を事業活動の原点に、インターネットの利便性を最大限活用し魅力ある金融サービスの開発・改善を進めてまいります。2019年3月末日現在における口座数は354万口座、預金総額は4兆8,570億円、住宅ローン実行累計額は4兆9,975億円、貸出残高は3兆6,071億円となる等、多くのお客さまにご愛顧いただいております。当期の損益の状況につきましては、経常利益が179億円、当期純利益が121億円と2年連続で最高益を更新しました。これは、住宅ローン等を中心とした個人向けローンが引続き好調に推移したことや、市場性取引での収益等が寄与したものです。なお、1株当たり当期純利益は8,029円95銭となりました。資産負債の状況につきまして、総資産は5兆5,602億円となりました。このうち貸出金につきましては、住宅ローン等への積極的な取組みにより3兆6,071億円、有価証券は7,079億円、買入金銭債権は2,305億円となっております。一方、負債は、5兆4,533億円となりました。このうち預金につきましては、普通預金や円定期預金等を中心に4兆8,570億円となっております。純資産は、当期純利益121億円を計上したことや、その他有価証券評価差額金および繰延ヘッジ損益の変動を要因として、1,069億円となりました。連結当期の損益の状況につきましては、経常利益が178億円、親会社株主に帰属する当期純利益が119億円となりました。これは、住宅ローン等を中心とした個人向けローンが引続き好調に推移したことや、市場性取引での収益等が寄与したものです。なお、1株当たり当期純利益は7,941円61銭となりました。資産負債の状況につきましては、総資産は5兆5,596億円となりました。このうち貸出金につきましては、住宅ローン等への積極的な取組みにより3兆6,055億円、有価証券は7,072億円、買入金銭債権は2,305億円となっております。一方、負債は、5兆4,527億円となりました。このうち預金につきましては、普通預金や円定期預金等を中心に4兆8,564億円となっております。純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益119億円を計上したことや、その他有価証券評価差額金および繰延ヘッジ損益の変動を要因として、1,069億円となりました。2